カラダぬチンダミ
(パーソナルトレーナー)
仲宗根美幸
Miyuki Nakasone
●フルタイム生活からパートタイム/育児生活へ
私は独身の頃、理学療法士として勤務2年後に結婚/出産/夫の転勤を期に仕事を退職。
フルタイム生活から、パートタイム・子育ての2軸で生活がスタート!
その中で考えた事が【未来の自分について】フルタイム生活ので時間に追われ日々、これでいいのか? 自分のやりたい事って?生きがいを持てる仕事って? っとよく考える事がありました。その中で子供を背負いながら商工会へ相談に出向いたり、ボランティアでスポーツセンターのお客様の足の計測や靴の選び方(フィッティング)を実施したりそんな自分探しと育児に奮闘する日々でした。
●女性のヘルスケアを行うきっかけ
それは、自身の体調不良がきっかけ。産後、経験するとは思いもしなかった【社会切り離されたような孤立感】【自由な時間を奪われたと感じる辛さ】【初めての子育ての不安】…などカラダとココロが色々と追いつかないし、全く生活していても充実感が無く満たされない…そして気持ちが膨らみネガティブ女子の完成。思えば自分が 嫌な人間 だったな…なんて思います。
●更年期サポート団体ちぇぶらとの出会いと現在の活動
そんな時、ベストなタイミングで出会ったのがNPO法人ちぇぶら(女性の更年期サポート団体)たまたまTVの番組をみていたら、ビビビット感じ番組見ながら検索、即事務局にメール、団体の会員に入りたいことを伝え今があります。産後と更年期のケアの共通点は女性ホルモン:エストロゲンの低下。女性は【妊娠・出産(今は皆それぞれ)】▶【更年期】▶【閉経】このような大きな波乗り人生のイベントがあります。 産前産後ケアの登場なんてまだ最近の話し、更年期の情報も今電波を張っていなくても情報が簡単に入る、目にするようになってきている。「臭いものに蓋をする」というようなネガティブな事ではなく、女性のヘルスリテラシーをもっとあげていこう!なんて流れになってきています。更年期講座を子育て支援センターや保育園、また行政の協力を得ながら沢山の方々に更年期の知識とカラダケア方法をお伝えしています。お客様の声の中に「男性だけではなく女性の上司が更年期の体調不良を理解してくれない…」との声。産婦人科医師(NHK番組:みんなの更年期より)研究によると、周囲の理解が更年期症状小さくしていくと言う事もわかっています。 【一緒に働くひと】【一緒に暮らすひと】【周囲の理解】の重要性を強く感じており、今後は保健センターなど行政との協働事業また、企業への提案・取り組みも行い、たった一人も取りこぼさないサポートを考えています。
●プレ更年期からその先の未来まで…
また、私は理学療法士として介護施設の利用者のリハビリを行っています。利用者の中には「死にたい… 」と時々、そんな言葉を耳にします。老年期に社会活動・参加する場所を提供する地域のシステムがもっと充実していれば、施設に入所する前の期間に健康貯筋がでるのではないかと考えます。今100年時代、健康寿命(元年 データ)男性(72.68歳)女性(75.38歳)半数の方は、5年1ヶ月年間要介護状態で過ごすというデーターがあります。健康寿命を伸ばし、自分の足で歩き生活できる健康なカラダ作りを、更年期世代またもっと手前から行う必要があると考えており、そのために、カラダぬチンダミでは①セルフケア出来るようになる事 ②プレ更年期から体作りの学び、老年期世代の方々のサポート側にまわる事。私と一緒に支え合うサポーター(仲間)の仕組みをしていきたいと考えています。健康のため、幸せのために人は「してもらう」よりも「してあげる」方が幸福度が高く、生きがいを感じると言われています。色々なコミュニティが出来るればそれぞれの生きがいが見つかり、そして健康寿命を伸ばす事に繋がると考えています。